2014年6月16日月曜日

ジョンのみる夢

SHERLOCKのS3見て感じたジョンのみる夢。

元々聖典でジョンがメアリーを選んだ理由は、シャーロックと過ごすアドレナリンが出るような毎日を求める一方で、普通の男としての幸せを求める象徴としてメアリーがいると思っていました。けれどメアリーもアドレナリンの出るような日常を与えてくれるような人で、無意識下でもそんな彼女を選んだジョンの業の深さに最初はどうにかなりそうなぐらい惹かれました。でもそれだったらシャーロックいらないじゃない、とまた頭痛くなる程ウンウンなやむ。

それに3話の冒頭でシャーロックが一ヶ月いなくなっていたとき、また戦場の夢を見ていました。今までその夢はジョンにとって悪夢だと思っていましたが、今になって考えてみればそれは願望ではないのかと思い至りました。退屈な日常に飽きていたから、夢で補っている。 たった一ヶ月で夢を見るなら、この2年はどうだったのか想像しかできませんが、退屈していたことだろうと思います。

これは妄想というか私の願望になりますが、S1の冒頭でも同じようにみていた戦場にいた悪夢も、シャーロックと出会い見なくなった。見る必要がなくなったから悪夢も消えたとも考えられるな〜と。これは最近読んだ本に影響されの話ですが、原因論ではなく目的論で、PTSDのため足が不自由で杖を必要としたではなくて、日常を退屈にさせているのはこの不自由な足のせいだ、とすりかえて考えることも可能かな〜〜〜と。これは戦場の悪夢にもいえることです。全てはシャーロックとの出会いではぱったり消え、シャーロックが飛び降りたあとは、シャーロックが飛び降りる悪夢(をみたかもしれない)。彼が帰ってきてまた一ヶ月シャーロックいなくなったら、また戦場の悪夢。
S3ですから、これから起こることを暗示しての悪夢で、たいした意味はないかもしれませんがヒジョーーに気になる。ジョンが弱い人間だとは思いませんが、それほどまでに退屈だったとは思っています。もうドクターわかりません。

日常が上手くないってないとき、夢の中で暮らすことが最も楽しい、寝ているときが最も楽しいとなりがちかなと思います。ジョンがそこまで思っているとは全く考えていませんが、悪夢こそ願望だったりするのかなと思うと私が眠れません。

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